看護学科の国家試験・就職
国家試験対策
1年次から模擬試験を実施し、国家試験合格に向けた学習の方法はもちろん、 国家試験の概要についてのセミナーや講義を行い、国家試験合格へ教員がチームを組んでサポートします。 2年次では、日頃の学習の成果を模擬試験で試し、苦手な分野をサポートし、基礎固めをします。 3年次では、苦手科目の補講やグループ学習等を行い合格に向けた万全なサポートを教職員全員で行っています。
■看護師国家試験合格率
■学びのスタートをしっかりサポート 1年次
国家試験の概要や学習方法についてのセミナーや講義を実施し、早い段階から目標を明確に。模擬試験も導入し、学修の土台を築くサポートを教員チームで行います。
■苦手克服と基礎力の強化 2年次
日頃の学修成果を模擬試験で確認しながら、弱点を見つけてサポート。得意・不得意を把握し、基礎学力をしっかり固める一年です。
■万全の体制で合格をめざす
補講やグループ学修などを通して、苦手分野の徹底対策を実施。教職員全員で一丸となって、国家試験合格に向けた最後の仕上げを行います。
■学修計画とメンタルケアもサポート
学修計画につまづいたり、勉強にめげそうになったりした時も、"先輩"であるチューター教員がサポート。全員での合格を目指します。
■国家試験スケジュール
就職サポート
看護学科では1年次から就職サポートを開始。2年次には病院説明会・インターンシップに参加します。その他就職活動の進め方や面接対策講座、履歴書記入セミナーなどを実施。進路志望に応じた個別指導を随時行っています。
- 3年間を通じてチューター教員やキャリアサポート担当への個別相談を適宜実施します。
就職先一覧(2025年3月度卒業生)
北里大学病院/横浜市立大学附属病院/聖マリアンナ医科大学病院/昭和大学 藤が丘病院/東海大学医学部付属病院/日本医科大学 武蔵小杉病院/国家公務員共済組合連合会 横須賀共済病院/横須賀市立 うわまち病院/社会福祉法人日本医療伝道会総合病院 衣笠病院/湘南鎌倉総合病院/社会福祉法人恩賜財団済生会 横浜市南部病院/横須賀市立市民病院/社会福祉法人 聖テレジア会 聖ヨゼフ病院/独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター/医療法人徳洲会 湘南藤沢徳洲会病院/国家公務員共済組合連合会 横浜栄共済病院/社会福祉法人恩賜財団済生会 東神奈川病院/社会福祉法人恩賜財団済生会 横浜市東部病院/社会福祉法人恩賜財団済生会 横浜市南部病院/横浜旭中央総合病院/川崎協同病院/川崎市病院局 市立川崎病院/総合川崎臨港病院/社会福祉法人 三井記念病院/東京北医療センター/東京都立 小児総合医療センター
卒業生Voice
聖ヨゼフ病院勤務
佐久間 真季さん(2022年3月卒業)
静岡県立下田高等学校南伊豆分校 出身
患者さんに一番近い存在だからこそ、希望を叶えたい
中学生の頃、怪我で入院した際に看護師の方が不安な私の手を握って勇気づけてくれたことが、この仕事を選んだきっかけです。現在、地域包括ケアに積極的に取り組む病院で高齢者の多い病棟を担当しています。患者さんの希望をできるだけ叶えたいと日々感じており、甘いものや味の濃いものが食べたいという要望を医師や栄養士に伝え、可能な限り応えています。
学生時代の地域・在宅看護論実習で学んだ患者さんの気持ちを理解する重要性が役立っています。現在は患者さんの希望を聞き、それに応えることが中心ですが、今後は病状や生活習慣の改善を医師や上長に提案できる看護師を目指しています。
シーツ交換や爪切りなども、大切な看護業務です。
福井記念病院勤務
石原 寛大さん(2017年3月卒業)
神奈川・東海大学付属翔洋高等学校 出身
今後ますます重要になる精神科。そのことを実習に来る学生にも伝えたい
精神科病棟で看護主任として働いています。当病棟は医療行為こそ多くありませんが、病状を言葉で伝えるのが難しい患者さんが多く、日々の丁寧なコミュニケーションが不可欠です。単なる受け答えに留まらず、表情や挙動の細やかな観察を通して患者さんの状態を把握するよう努めています。何かを伝える際も、できる限り平易な言葉を選び、患者さん一人ひとりに寄り添うことを心掛
けています。深く関わる分、患者様の退院時には大きな喜びを感じます。学生時代には精神看護の実習で基礎を学びましたが、後輩を指導する立場となり、より専門的な知識が必要だと痛感し、大学の先生方に相談したこともあります。卒業後もチューター制度を通して先生方とのつながりが続いていることは、教員と学生の距離が近い看護学科ならではの素晴らしい点だと感じています。
カルテ作成はパソコンが基本です。
三浦市立病院勤務
唐橋 彩乃さん(2024年3月卒業)
神奈川県立二俣川看護福祉高等学校 出身
患者さんの情報や日々の細かな変化を把握するのも、看護師の重要な仕事
学生時代で印象的なのは、国家試験対策で私の苦手分野に合わせた問題集を作成してくれるといった、先生方の丁寧な指導です。また、患者さんを支える際には腕を掴んだりせず、支えるように手を添えることが重要といった、『基礎看護技術論』で学んだ知識が現場で役立っています。看護師1年目ですが、治療において大切なことの一つが、患者さんの生活習慣を把握し、退院後の生活目標などを考えること。その際に、看護師は患者さんに一番近い存在として、重要な役割を担っていると実感しています。将来は青年海外協力隊などで看護の仕事をしたいといった夢もあるので、日々の業務を通じて、より知識を深めていきたいですね。
患者さんに負担をかけないバイタルサインの測定を心掛けています。